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家づくり

転勤族が買うならマンション?一戸建て?

分譲マンションVS一戸建て

転勤族だけど、マイホームの決心は固まった!でも、分譲マンションにする?それとも一戸建て?どっちがいいの?

家を買うと決めた時に、真っ先にぶち当たる悩みじゃないでしょうか?

今回は、分譲マンションと一軒家、それぞれのメリット・デメリット、我が家はどうしたのか、私の周囲の転勤族の例も交えながらご紹介したいと思います。

分譲マンションのメリット・デメリット

分譲マンションの外観
 

分譲マンションのメリット

  • 立地が良い
  • セコムなどのセキュリティが標準装備
  • 耐震や防災対策がしっかりしている
  • 長期間留守にする場合も管理やセキュリティにおいて一戸建てよりも安心できる
  • 一戸建てに比べて火災保険料が安く済む場合が多い
  • 共用部分は掃除などちゃんと管理してくれるので楽
  • いざというときに売却や賃貸に出すことが一戸建てよりも容易

1つずつ簡単に解説していきますね。
 

立地が良い

分譲マンションのウリは、なんといっても立地の良さ!分譲マンションの魅力の8割、いや9割は立地にあるのではないでしょうか。

私、家を買おうと思った時もそうですが、15年以上前にも会社の先輩に連れまわされて分譲マンションのモデルルーム巡りをしたことがあります。
思ったことは、

「15年以上前と今でほとんど変わってないじゃん!あえて違うとこ探すとしたら、設備が新しくなって、流行りのシューズインクローゼットやウォークインクローゼットがついたくらい?間取りに関してはほぼ同じ!」

そもそも、シューズインクローゼットやウォークインクローゼットは、グレードの高い広い部屋にしかついてなかったりします。

昔と今で変わらないなら、たぶんこれからもほぼ変わらないんじゃないかなーと思います。そりゃそうですよね。一般的な分譲マンションは、たいてい長方形。その中で日当たりなど考えたら、同じような間取りになってしまうと思います。立地で他と差をつけるしかないですよね。

一戸建てを建てようとしたら、到底手が出ないようないい場所に建っていることが多いです。
 

セコムなどのセキュリティが標準装備

一戸建てからすると羨ましいポイントの一つです。
我が家も、夫が単身赴任になった時に備えてセコムとかつけたかったんですが、余力が残っておらず断念しました。

また、分譲マンションの入口も管理人さんが常駐していたり、外部の人間は容易に中に入れないようになってますよね。変なセールスとかなかなか入れないので安心ですね。
戸建てだと、宗教の勧誘とか、太陽光のセールスとか、いろいろ来ます。。
 

耐震や防災対策がしっかりしている

以前、マンションの杭が足りない事件(汗)とかありましたが、基本的にはしっかりしていると思います。
戸建てでも頑丈な家は作れますが、その分費用はうなぎのぼりです。分譲マンションだと標準装備です。
 

長期間留守にする場合も管理やセキュリティにおいて一戸建てよりも安心できる

これは、先に解説した『セコムなどのセキュリティが標準装備』の項目と同じ理由です。

一戸建てだと、泥棒に入られてないかな?庭が荒らされてないかな?窓とか割られてないかな?といろいろ不安ポイントが多いですが、分譲マンションだと不安がかなり減ります。
 

一戸建てに比べて火災保険料が安く済む場合が多い

分譲マンションは、鉄筋コンクリート造りです。一般的な一戸建てだと木造です。鉄筋コンクリ―ト造のほうが火災に対するリスクが低いため、保険料も安く抑えられます
 

共用部分は掃除などちゃんと管理してくれるので楽

分譲マンションだと、個人の庭などないため(例外もあります)、外回りの掃除と言えば、玄関前のポーチ部分とベランダくらいでOKです。あとは共用部分なので、掃除やメンテなど管理会社がやってくれます。
 

いざというときに売却や賃貸に出すことが一戸建てよりも容易

分譲マンションは、売却や賃貸に有利です。立地条件はいいし、セキュリティもしっかりしていて管理が楽だから。
一戸建てに比べて、比較的早くに買い手や借り手を見つけることができます。
 

分譲マンションのデメリット

  • 間取りにバリエーションが少なく、間取りに合わせる必要がある
  • 住宅ローンに加えて共益費、修繕積立金、駐車場代などが毎月必要
  • ローンを払い終わってからも、共益費、修繕費、駐車場代などは終わらない
  • 近隣が密接しているので生活音など気を遣う
  • 修繕積立金は値上がりしていく

では、一つずつ説明していきます。
 

間取りにバリエーションが少なく、間取りに合わせる必要がある

メリットのところでも少し触れましたが、マンションは基本的に長方形です。その中で日当たりやベランダの位置を考慮して間取りを作ると、だいたい同じようなものにならざるを得ないです。
住む人のライフスタイルや家族形態に合わせるというより、間取りに合わせて住むといった形になります。

最上階や広くてグレードの高い物件になると、多少間取りのバリエーションも増えますが、価格がかなり高くなってしまいます。

住宅ローンに加えて共益費、修繕積立金、駐車場代などが毎月必要

結構見落としがちですが、これが月々バカにならない金額になります。

よく、マンションの広告で月々の返済例が載っていますが、たいてい「え、こんなに安いの!?これなら楽勝で買えるじゃん!」というような金額。
でも、広告の隅っこに小さくその他条件が記載されています。

1万円台ならまだいいほうですが、たいてい2~3万円、物件によってはそれ以上のところもたくさんあります。

ローンを払い終わってからも、共益費、修繕積立金、駐車場代などは終わらない

ローンを払い終えて、やっと終わったー!と思っても、共益費、修繕費、駐車場代などは終わりません
駐車場が不要であればその分は払わずにすみますが、その他は必ず毎月払わなければいけません。

年金暮らしになってからも毎月必ず払わなければならないものがあるのは結構キツイです。
 

近隣が密接しているので生活音など気を遣う

これは、賃貸マンションやアパートと同じですね。
分譲マンションの場合、壁の厚さや防音対策は賃貸物件に比べると格段にいいものの、実際はやはり気になることもあるようです。

修繕積立金は値上がりしていく

修繕積立金は、たいていの物件で値上がりしていくと考えて良いです。

最初は、購入を促すためにかなり低い金額に設定されています。最初に低く抑えておいて、だんだん値上がりしていくパターンがほとんどです。

また、実際に大規模な修繕や建て替えとなった場合、とても積立金では間に合わず、さらに手出ししなければならないことも多いです。
 
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一戸建てのメリット・デメリット

一戸建ての外観

一戸建てのメリット

  • 自分の家だという満足感が高い
  • 間取りにバリエーションが多く、暮らしに合わせた選択をしやすい
  • マンションのように共益費、修繕積立金、駐車場代を毎月払わなくてもいい
  • 生活音など、マンションのように気を遣わなくても良い
  • ガーデニングや家庭菜園など楽しみがある
  • 家がダメになったとしても、土地部分の資産価値は残る
  • 修繕や増改築、建て替えなど自由にできる

 

自分の家だという満足度が高い

庭など家の周りの占有スペース(土地)があり、外観も周囲の家と異なりますので、自分たちの家だという意識が高まります。
さらに注文住宅だと、予算内ではありますが、間取りや外観、設備など自分好みに作ることができるため、より満足度は高くなります。
 

間取りにバリエーションが多く、暮らしに合わせた選択をしやすい

建売住宅でもマンションに比べると間取りにバリエーションがあり、選択肢が広がります。
注文住宅だと、かなり自由度が高く、予算やライフスタイル、家族構成に合わせた家づくりが可能です。
 

マンションのように共益費、修繕積立金、駐車場代を毎月払わなくてもいい

駐車場は敷地内に確保でき、共益費は自分で管理するため不要です。

修繕積立金は、将来に備えて自分で準備する必要がありますが、マンションのように強制ではありません。
融通が利くので、今月は急な出費が必要だから。と、修繕積立金から一時的に借りたりすることも出来ます。
 

生活音など、マンションのように気を遣わなくても良い

隣人との距離がある程度離れているため、マンションほど気を遣わずに生活することができます。
 

ガーデニングや家庭菜園など楽しみがある

管理が大変な側面もありますが、ガーデニングや家庭菜園が新たな趣味となったり、生活に楽しみが広がります。
 

家がダメになったとしても、土地部分の資産価値は残る

家が老朽化して取り壊しなどになった場合でも、土地はそのまま残ります。子どもに受け継ぐこともできますし、立地など条件が良ければ高値で売ることも可能です。
 

修繕や増改築、建て替えなど自由にできる

個人所有の土地・建物なので、時期や予算に合わせてどの程度の規模でするのか等、自由に決定することが可能です。
 

一戸建てのデメリット

  • 立地条件の良いところは価格が高くなる
  • メンテナンス費用や修繕費は自分で貯めておく必要がある
  • セキュリティ面はマンションに劣る
  • 庭など維持管理が大変
  • 売却や賃貸に出す場合、マンションよりも難しくなることが多い

立地条件の良いところは価格が高くなる

分譲マンションと同程度の立地に家を建てるとなると、マンションよりもかなり費用が高くなることが多いです。
 

メンテナンス費用や修繕費は自分で貯めておく必要がある

分譲マンションであれば強制徴収ですが、自分で貯める必要があります。
計画的に貯金していないと、いざというときにお金がなくて出来なかったり、慌てたりするので注意が必要です。
 

セキュリティ面はマンションに劣る

戸建てでも、セコムなどのセキュリティ会社と契約して強化することもできますが、そのぶん費用がかかります。
また、窓など侵入経路がマンションに比べて多く、常駐の管理人もいないため、どうしてもマンションより劣ります。
 

庭など維持管理が大変

ガーデニングなど好きな人なら当てはまりませんが、基本的に全て自分たちでやらなければならない為、大変です。
高齢になると、さらに困難になります。
 

売却や賃貸に出す場合、マンションよりも難しくなることが多い

立地条件が良ければまだなんとかなりますが、そうでない場合は、なかなか難しくなります。
賃貸で出すにしても、マンションと違い、家の外(庭)の維持管理も必要となります。その為なかなか借り手がみつからなかったり、もしいたとしても、かなり荒れた状態になってしまう可能性もあります。
 
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我が家の選択


みずー家は、最終的に『一戸建ての注文住宅』にしました。
マンションを選ばなかった主な理由としては、

  • 分譲マンションでは希望の間取りがなかった。我が家に合わせた間取りの家を建てたかった。
  • 子どもが3人いるため、希望の部屋数が足りない。部屋数を確保しようとすると高額になり手が出ない。
  • だいたい同じような間取りのため、面白くない。どうせ高い買い物をするのならワクワク感が欲しい。
  • 子どもに伸び伸びとさせたいのに、結局足音など気を遣ってしまいそうだと思った。
  • 住宅ローンを払い終わった後も、共益費など固定の支払いはずっと続くため、やっていけないと思った。
  • 駐車場が出入口から離れたところになったら、荷物が多い日など大変そうだと思った。
  • 収納が少ないと感じた。

細かいものを除けば、だいたいこんな感じです。
一番大きい理由は、間取りです。あとは金額。
広告など、一見すると月々の支払い額が安くて良さそうだと思いますが、実はそれ以外にもかかることがわかり、お金にある程度余裕がないと厳しい。うちには無理だと判断しました。
 
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私の周りの転勤族は分譲マンション派?戸建て派?


これは、どちらが多いということはなく、半々くらいでした。

好みの問題も大きいですが、将来少しでも売却したり賃貸に出すことを考えている場合は、分譲マンションを選ぶ傾向があるようです。
夫婦ともに実家が他県にあるという家族は、将来の売却を見越して立地の良い分譲マンションを購入していました。

反対に、将来売却するつもりがない。実家が近くにある。家に対して間取りなどこだわりがある。という場合は、一戸建てを選ぶ傾向が強いようです。
 
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まとめ

転勤族が買うなら分譲マンションか一戸建てか。について考察しましたが、どちらにもそれぞれメリットデメリットがあり、一概にどちらがいいとは言い切れません。

家族構成やライフスタイル、将来の展望は、家族によってそれぞれ違います。

色々と考えればキリがなく、まとまらなくなりますが、一番大切にしたいポイントは何なのかを明確にすると、驚くほどスッと決断できたりします。

マンションと一戸建て、それぞれのメリットデメリットを踏まえたうえで、自分たち家族の事情に合わせた選択をすることが大切です。

みずー
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ABOUT ME
みずー
”みずー”と申します。専業主婦。3児の母です。 転勤族一家ですが、2018年3月にマイホームが完成しました!家づくりのこと、インテリア、家族のことなど、日常中心のブログです! どうぞよろしくお願いいたします。

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