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プラグイン

エックスサーバーへの移転は『All-in-One WP Migration』プラグインで初心者でも簡単!

All-in-One WP Migrationでサーバー移転

少し前にロリポップからエックスサーバーへ、サーバーを移行しました。

日ごろバックアップに使っている『All-in-One WP Migration』プラグインでの引っ越しが驚くほど簡単だったので、ご紹介します。

エックスサーバーには、『WordPress簡単移行 β版』という便利なプログラムがあります。

ところが、『WordPress簡単移行 β版』でサーバー移転しようとしたところ、画像が表示されないというエラーが発生しました。

何回もやり直してみたり、考えられる原因を調べて対処したりと時間をかなりとられました。

みずー
みずー
それでもやっぱり画像表示がうまくいかず、『WordPress簡単移行 β版』でのサーバー移行は断念しました。

『All-in-One WP Migration』プラグインを使ったサーバー移転は、私のような初心者にも簡単にできるおすすめの方法です。

今回行ったサーバー移行について

  • ロリポップからエックスサーバーへのサーバー移転
  • ドメイン管理先はムームードメイン。ドメイン移管はなし
みずー
みずー
エックスサーバーへの登録が完了していることを前提として解説しています。
また、エックスサーバーお試し期間中でもできます。移転がうまくいくことを確認してからの契約でも大丈夫です。
エックスサーバーの契約はセルフバックで初期費用を抑えよう
エックスサーバーの契約はセルフバックで初期費用がほぼ0に!【注意事項あり】エックスサーバーを契約するなら、A8.netのセルフバックを利用して初期費用をほぼ0にできます。デメリットなくできるのでおすすめ!セルフバックの注意事項や方法をわかりやすく説明しています。...

こんな人におすすめ
  • 『WordPress簡単移行 β版』でのサーバー移転がうまくいかない
  • 『All-in-One WP Migration』を使っている
  • FTPを使うサーバー移転は不安がある・できない

『All-in-One WP Migration』を使ったサーバー移転の手順

サーバー移転の手順
  1. 移転先サーバーでドメイン設定する
  2. 移転先サーバーにワードプレスをインストールする
  3. 移転元のサイトデータをエクスポートする
  4. 移転先のWordpressに『All-in-One WP Migration』をインストールする
  5. 『All-in-One WP Migration』のインポート容量を増やす
  6. 移転先のWordpressに移転元のWordpressデータをインポートする
  7. サーバー移転でエラーがないかテストする
  8. ネームサーバーを移行する
  9. サイトをSSL化する
みずー
みずー
手順は多いですが、難しいものはありません。

一つずつ、わかりやすく説明していきます。


移転先サーバーでドメイン設定する

みずー
みずー
まずはじめに、移転先のエックスサーバーにドメイン設定しましょう!
エックスサーバーへのドメイン設定手順
  • STEP1
    サーバーパネルで「ドメイン設定」を選択


    エックスサーバーの「サーバーパネル」にログインし、「ドメイン設定」をクリックします。


    エックスサーバーのサーバーパネル
  • STEP2
    ドメイン名を入力


    移転させるサイトのドメイン名を入力し、確認画面へ進みます。

    ドメイン設定追加にドメイン名を入力

  • STEP3
    確認後ドメイン設定を追加


    確認して間違いなければ、「追加する」ボタンをクリックします。

    みずー
    みずー
    ネームサーバーの設定について注意書きが出てきますが、後から行うので大丈夫です。

    エックスサーバーのドメイン設定確認画面

  • STEP4
    ドメイン設定追加完了


    ドメイン設定追加が完了したら、設定内容が表示されます。

    みずー
    みずー
    無料独自SSL設定に失敗したと出ますが、SSL化はネームサーバーを変更しなければできないため、無視して構いません。

    エックスサーバーのドメイン設定追加完了画面

みずー
みずー
これで、ドメイン設定は完了です。

引き続き、エックスサーバーへ移転の受入れ先となるWordpressをインストールしましょう。

移転先サーバーにワードプレスをインストールする


みずー
みずー
エックスサーバーへ移転の受入れ先となるWordpressをインストールしましょう。
エックスサーバーにWordpressをインストールする手順
  • STEP1
    サーバーパネルで「Wordpress簡単インストール」を選択


    エックスサーバーのサーバーパネル内のメニュー左下にあります。


    エックスサーバーのサーバーパネル
  • STEP2
    「Wordpressインストール」タブを選択


    エックスサーバーのWordpressインストール
  • STEP3
    インストールするドメイン名を選択


    Wordpressをインストールするドメイン名選択
  • STEP4
    移転するサイトの基本情報を入力


    記入項目は、インストールURLは現在のURLと同じで、あとは適当でも大丈夫です。

    みずー
    みずー
    WordPressデータを移すと、ここで入力した基本情報データも全て上書きされるためです。

    Wordpressのインストール設定画面

  • STEP5
    WordPressインストールを実行


    確認画面が表示されるので、間違いなければ「インストールする」をクリックします。

    Wordpressインストールの確認画面

  • STEP6
    新しいWordpressへログイン


    完了画面が表示されるので、文章中のリンクをクリックします。

    Wordpressインストール完了画面


    先ほど入力設定した情報でログインします。
    Wordpressログイン画面

    みずー
    みずー
    WordPress初期画面が表示されれば完了です。

    Wordpress初期画面


移転元のサイトデータをエクスポートする

『All-in-One WP Migration』を使って、移転元のWordpressブログのデータをエクスポート(出力)し、ダウンロードしてください。

まだ『All-in-One WP Migration』を導入していない方は、
当ブログ内に、インストール~使い方まで解説している記事がありますので、参考にしてください。

エクスポートするデータのサイズが512MBを超えてしまう場合、無料版では対応できません。

画像などのメディアライブラリをエクスポート対象から外してみて、512MB以内におさまる場合は対応できます。
その場合、FTPソフトを利用してメディアライブラリだけ後から移動させます。


移転先のWordpressに『All-in-One WP Migration』をインストールする

移転先のエックスサーバーへインストールしたワードプレスに、『All-in-One WP Migration』をインストールし、有効化してください。

みずー
みずー
インストール方法がわからない方は、こちらの記事を参考にしてください。
Wordpressを初心者でも簡単にバックアップする方法は?「All-in-One WP Migration」プラグイン!
WordPressを初心者でも簡単にバックアップする方法は?「All-in-One WP Migration」プラグイン!初心者でも簡単にWordpressのバックアップをとる方法!「All-in-One WP Migration」というプラグインを使ったバックアップ方法をインストールからわかりやすく説明しています。...

移転先の『All-in-One WP Migration』のインポート容量を増やす



『All-in-One WP Migration』のインポート容量は、初期設定だと30MBしかありません。

みずー
みずー
これでは容量が足りないので、インポート容量を512MBまで増やしましょう。
インポート容量の拡張手順
  • Step1
    最大アップロードファイルサイズを上げる方法をクリック


    移転先のエックスサーバーに新しく作ったWordpressで作業します。


    『All-in-One WP Migration』のインポート画面に表示されている

    「最大アップロードファイルサイズを上げる方法」をクリックします。

    All-in-One WP Migrationのインポート画面

    ファイルサイズを上げる方法が4つ紹介されています。

    みずー
    みずー
    4番目「Use plugin」のURLをクリックしてください。

    インポート容量を拡張するプラグイン

  • Step2
    拡張プラグインをダウンロードする


    ファイルサイズを上げるプラグインのダウンロード画面になります。

    「Basic」をダウンロードしてください。

    インポート拡張プラグインのダウンロード

  • Step3
    WordPressに拡張プラグインをアップロードする


    Wordpressダッシュボードの「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。

    【プラグインを追加】画面一番上の「プラグインのアップロード」をクリックします。
    プラグインをアップロード

    先ほどダウンロードした拡張プラグインをアップロードします。
    All-in-One WP Migration拡張プラグイン

  • Step4
    拡張プラグインを有効化する


    アップロードが終わったら、忘れずに有効化します。
    インポート容量拡張プラグインを有効化
  • Step5
    インポート可能サイズが512MBに増えているか確認する

    みずー
    みずー
    最後に、ちゃんと拡張できているか確認しましょう。

    All-in-One WP Migrationのインポート容量512MB


移転先に移転元のWordpressデータをインポートする

WordPressデータのインポート手順
  • Step1
    移転元のWordpressファイルを移転先へインポートする


    『All-in-One WP Migration』のインポート画面で、エクスポートしておいた移転元のWordpressデータをインポートします。

    バックアップファイルをインボート
    みずー
    みずー
    ドラッグ&ドロップするか、「インポート元」からデータファイルを選択してください。
  • Step2
    インポートを開始する

    みずー
    みずー
    まだデータはないので、バックアップの警告は無視してOKです。

    Wordpressサイトデータをインポート開始

  • Step3
    パーマリンクの設定をする


    インポート完了画面の文中の「パーマリンクの設定」リンクをクリックします。
    Wordpressサイトデータのインポート完了画面

    みずー
    みずー
    “2回保存する必要があります”とあります。「保存」ボタンを必ず2回クリックして保存しましょう。
  • Step4
    データベースの更新をする


    データベースの更新画面が出るので、更新してください。
    データベースの更新

    データベース更新完了画面

  • Step5
    WordPressにログインする


    移転元のWordpressデータが、エックスサーバーの新しいWordpressに移りました。

    みずー
    みずー
    ログインも移転元のWordpressで使用していたユーザー名とパスワードになります。

    Wordpressログイン画面

みずー
みずー
これで、移転先へのWordpressサイトデータのインポートは完了です。


引き続き、移転先のサイトにエラーがないかテストしましょう。

目次に戻る▶▶

サーバー移転でエラーがないか動作確認する

エックスサーバーに移したWordpressサイトにエラーがないか、動作確認します。

みずー
みずー
『WordPress簡単移行 β版』で移した時は、画像が表示されないエラーがありました。


この時点では、まだ「ネームサーバー(DNS)」をエックスサーバーに変更していないため、ロリポップサーバーの方(移転元のサイト)が表示されます。

みずー
みずー
PCの「hostsファイル」を編集して移転先のサイトを表示する方法がありますので、そちらで動作確認しましょう。

※ここで紹介する方法は、windowsでの動作確認です。
Macの方は、エックスサーバー公式で紹介されている動作確認マニュアルをご覧ください。

サーバー移転の動作確認方法
  • Step1
    メモ帳を管理者として実行する


    PCにあるメモ帳を右クリックして、「管理者として実行」で開きます。

    メモ帳を管理者権限で開く
    ユーザーアカウント制御がポップアップし、“変更を許可しますか?”と聞かれます。
    「はい」を選択してメモ帳を開いてください。

  • Step2
    「hosts」ファイルを開く


    メモ帳の「ファイル」→「開く」をクリックし、「hosts」ファイルを開きます。
    メモ帳から開く

    hostsファイルの場所

    Windows 10 / 8 / 7 /
    C:\WINDOWS\system32\drivers\etc\hosts

    この時「etc」までたどり着いても、その中の「hostsファイル」は表示されていません。

    みずー
    みずー
    右下にある「テキスト文書」を「すべてのファイル」に変更すると「hosts」ファイルが出てきます。

    hostsファイルを開く

  • Step3
    hostsファイルに追加記入し上書き保存する


    hostsファイルの一番下に、2行書き加えて上書き保存します。

    hostsファイルを一時的に書き換えます。
    万が一にそなえコピーをとっておきましょう。

    書き加える文字列

    IPアドレス + (半角スペース) + ドメイン名
    IPアドレス + (半角スペース) + www.ドメイン名

    ※エックスサーバーのIPアドレスは、サーバーパネル内の「サーバー情報」で確認できます。

    みずー
    みずー
    私の場合は、

    IPアドレス catwalk7.com
    IPアドレス www.catwalk7.com

    となります。

    hostsファイル
    みずー
    みずー
    書き加えたら、上書き保存を忘れずに!
  • Step4
    移転先のサーバーでの動作確認をする


    先ほど「hostsファイル」を編集したPCでのみ、動作確認できます。

    みずー
    みずー
    新しくブラウザを立ち上げて確認してください。

    新しいサーバーではまだSSL化していないので、確認するアドレスは “http://~” です。
    みずー
    みずー
    画像は全て表示されているか、エラーがないかチェックしてください。
  • Step5
    「hostsファイル」に書き加えた2行を削除する


    動作確認が終わったら、「hostsファイル」に書き加えた2行を削除して上書き保存します。

    みずー
    みずー
    この作業は絶対に忘れずに行ってください!


ネームサーバーを移行する

みずー
みずー
私のドメイン管理会社はムームードメインです。
今回はムームードメインでの設定をご紹介しますが、他の管理会社でもやることは同じです。
ネームサーバー移行手順
  • Step1
    ネームサーバー設定変更画面を開く


    ムームードメインにログイン後、ドメイン管理から「ネームサーバー設定変更」をクリックします。
    ムームードメインのネームサーバー設定変更

    ネームサーバーを変更するドメインの「ネームサーバー変更」をクリックします。
    ネームサーバー設定変更

  • Step2
    ネームサーバーの設定を変更する


    まず、どこにネームサーバーを変更するか選択します。

    みずー
    みずー
    エックスサーバーはGMOペパボ以外の業者なので、「GMOペパボ以外のネームサーバを使用する」を選択します。


    次に、ネームサーバを設定します。

    ※エックスサーバーのネームサーバーは、サーバーパネル内の「サーバー情報」で確認できます。

    登録ネームサーバーを新サーバーのものに書き換え ムームードメインのネームサーバー設定変更ボタン

    最後に「ネームサーバ設定変更」ボタンをクリックします。

  • Step3
    ネームサーバー設定変更完了


    ネームサーバ設定変更完了画面が出ればOKです。
    ※ネームサーバー変更には時間がかかります。時には2~3日かかる場合もあります。

    ネームサーバー設定変更完了画面

みずー
みずー
ネームサーバーの変更設定が完了したら、サイトをSSL化できます。
次のSSL化設定で、サーバー移行の手続きはひとまず完了です。

忘れないうちにSSL化設定まで行いましょう!


サイトをSSL化する

サイトをSSL化する手順
  • Step1
    SSL化するドメインを選択


    エックスサーバーのサーバーパネル内から「SSL設定」を開いて、SSL化するドメインを選択します。
    SSL化するドメインを選択
  • Step2
    独自SSL追加設定する


    確認画面が表示されるので、間違いなければ「追加する」をクリックします。
    SSL化の確認画面


    完了画面が表示されればOKです。
    ※設定が反映されるまで最大1時間程度かかります。
    SSL化設定完了画面


みずー
みずー
これで、サーバーの移転作業は全て完了です!おつかれさまでした!



目次に戻る▶▶

サーバー移転で注意すること

サーバー移行完了までの注意点
  • ブログ更新などしてはだめ!
  • 移転元のサーバーはすぐに解約しない!
  • 移転先のサーバーを正式契約していない場合は、無料期間が終わる前に契約を!

ブログ更新などしてはだめ

サーバー移転の設定完了後、すぐにブログの下書きを書き始めたところ、書いたはずの下書きが消えたり、下書きのプレビューが見られなくなるなどのエラーが出ました。

これは、ネームサーバーの変更がまだ完了していないことが原因でした。

みずー
みずー
ネームサーバーの変更完了は2~3日かかることもあるそうなので、3日ほどはワードプレスをいじらないようにしましょう。


移転元のサーバーはすぐに解約しない

移転がうまくいかないなどのエラーが出た場合、解決に時間がかかってしまうことがあります。
そういう時、移転元のサーバーの契約がまだ残っていれば、とりあえずそちらでブログを表示させておくことができます。

みずー
みずー
すぐに移転元のサーバーを解約してしまったり、契約満了ギリギリでの移転だと支障が出てしまいますので、気をつけましょう。


移転先のサーバーを正式契約していない場合は、無料期間が終わる前に契約する
移転先のサーバーの正式契約がまだの場合は、無料期間が終わってしまうとサイト表示されなくなってしまいます。

みずー
みずー
移転手続き完了後は、忘れずにサーバーの正式契約を済ませましょう。



目次に戻る▶▶

まとめ:『All-in-One WP Migration』でのサーバー移転が簡単すぎた

今回、『All-in-One WP Migration』プラグインを使ったサーバー移転を行いました。

みずー
みずー
無事終わった感想は、「簡単すぎる。」の一言。



エックスサーバーの『WordPress簡単移行 β版』を使ったサーバー移転で画像が表示されないエラーがどうしても解消できませんでした。

調査したり色々試行錯誤を繰り返した時間を思うと、泣くほどあっさり簡単に終わりました。

『WordPress簡単移行 β版』は、うまくいけば一番簡単なサーバー移行方法です。

しかし、画像が表示されないなど何らかの不具合が発生した場合、『All-in-One WP Migration』プラグインを使ったサーバー移転を試してみることをおすすめします。


Wordpressを初心者でも簡単にバックアップする方法は?「All-in-One WP Migration」プラグイン!
WordPressを初心者でも簡単にバックアップする方法は?「All-in-One WP Migration」プラグイン!初心者でも簡単にWordpressのバックアップをとる方法!「All-in-One WP Migration」というプラグインを使ったバックアップ方法をインストールからわかりやすく説明しています。...

 

みずー
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